沢庵凜のバッテリー残35%な人生

こんにちは、沢庵凜と申します。

吉岡秀隆さんを語りたい

今日は大好きな俳優さん、
吉岡秀隆さんについて語りたいと思います!

吉岡秀隆さんは1970年生まれの現在48歳、
私と同世代という事と、
10代後半から20代前半の頃の吉岡秀隆さんが、
私の実の弟とすっごく似ていて、
吉岡さんの方が私より年上なのですが、
何か弟を見ているような気がして勝手に親近感を抱いておりました。

吉岡秀隆さんと言えば、
北の国から」「Dr.コトー診療所」を筆頭に、
男はつらいよ」「ALWAYS 三丁目の夕日」などで、
どこか頼りない人物を好演されています。

他でも物静かでおとなしめの人物を演じている事が多いように思いますが、
この役の付き方って、誰かと似てると思いませんか?

私は高倉健さんのそれにとても似ているなと思っています。
高倉健さんは私が一番好きな俳優さんで、
いや、俳優というだけではなく人として尊敬し、
今や神と崇めているといっても過言ではない唯一無二の存在ですが、
高倉健さんは、ご本人に合わせて役柄が設定されるタイプの俳優さんでした。

決して器用に色んなキャラクターを演じ分ける俳優さんではありませんでしたが、
セリフや大きな動きではなく、僅かな動きや目線で伝える俳優さんですよね。


吉岡秀隆さんも、そういうタイプの俳優さんだなと、
沢山の作品を見てきてそう感じるようになりました。

吉岡秀隆さん自身でもちょっとそんな印象を匂わせるコメントがあります。
「現場で『芝居』を教わった記憶はない。『人を学んできた』気がする」

吉岡さんが尊敬する役者さんが皆人としてすばらしい人ばかりで、
だから良い芝居が出来るだろうなあと思っておられるそうです。

高倉健さんも同じことを仰ってます。
「テクニックではない」「その人の生き方が芝居にでる」

吉岡秀隆さんも高倉健さんと同じように、
人としてどうあるべきかを自分自身で追求されていて、
そういう生き方が画面に出ている役者さん。

脚本家さんや監督さんが、そういう事を判っていて、
吉岡秀隆さんに相応しい役柄を作り上げている。

原作があれば当然その原作のキャラクターがあるのでしょうけれど、
原作をベースにしながらも、演じる役者さんの色に脚色して
吉岡さんなら吉岡さんらしいキャラクターにして演じてもらう。

そういうリクエストを得られる数少ない役者さんの一人ですね。


個人的には、「北の国から」をリアルタイムで見て育ちましたし、
父が北海道の出身なので縁もあり、すごく感情移入した作品でした。
田中邦衛さんがかなりお年になられていたり、
地井武男さんなど鬼籍に入られた人も多いですが、
その後の黒板純が見れたらなぁと思っています。

かつての黒板五郎に純がなって、
新しくその子供達を取り巻くドラマとして。
倉本聰さん、何とかなりませんかね・・・。