映画「駅-STATION-」のロケ地に行ってきました
こんにちは。
先日、映画「駅-STATION-」のロケ地である、増毛駅に行ってきました。
このブログで過去に何本かの健さん映画をご紹介していますが、
この映画に触れるのは今回が初めてです。
警察官である主人公(健さん)と、3人の女性との出会いと別れを描いた作品で、3部構成になっている、ちょっと他の作品とは趣きの違う映画です。
この3部構成というのが、初見ではちょっと意味がわかりにくいかもしれませんが、何度も見ることで3つの物語に繋がりを感じ、見る度に新しい発見があって、大好きな映画の一つです。
以前ご紹介した「冬の華」と同じく、脚本は倉本聰さん、監督が降旗康男さんという東大の先輩後輩コンビの作品です。
今回私が行ったのは、物語の軸となっている増毛駅とその周辺、それから主人公の故郷という設定だった雄冬です。
映画の中で雄冬は、陸路で行くことの出来ない”陸の孤島”として描かれていて、増毛港から船で移動しているのですが、現在は国道が整備されており、増毛からは海岸線を走る”オロロンライン(R231)”で繋がっています。
増毛駅は、倍賞千恵子さん演じる桐子が昔の男を待ち続けて通っている駅であり、健さん演じる主人公が、実家に帰省する際の船への乗り換え駅として描かれています。
現在は廃線になっていて駅本来の役目は終えていますが、開通当時の駅舎を復元して観光スポットになっています。
この増毛駅のすぐ隣には”風待食堂”という(これも映画の中で重要な意味を持つ場所ですが)建物が残されています。
現在は食堂ではなく観光案内所になっていて、映画撮影時の写真などが展示されていますが、倍賞さん演じる桐子が駅近くで営んでいた「桐子」という小料理屋が再現されています。
映画のジャケットにもなっている、倍賞さんが健さんにもたれながら「舟唄」を歌うシーンはこの桐子というお店の中での一幕です。
とにかく健さんファンなら、またこの映画のファンなら垂涎のスポットですし、増毛から雄冬を通り、札幌へと繋がるオロロンラインは、海スレスレを走る絶景ドライブスポットでもあります。
健さんファンでなくても、一見の価値ありです!
北海道に旅行される際には是非、訪れてみてください!!